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中小企業でもできる!WEBサイトのアクセス解析
中小企業で働く皆さん!
自社のWEBサイトがどれくらいの人に見られているかご存知ですか?
WEBサイトの状況を把握して分析しないと、なかなか役立つWEBサイトに育ちません。
この記事を読むと、WEBサイトのアクセス解析がどう役立つのかが理解できます。
記事の後半では、無料で使えるツールもご紹介しています。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
WEBサイトのアクセス解析ツールを使用する
アクセス状況の計測・分析ができます。
アクセス状況が分かればWEBサイトの改善につながる仮説を立てることが可能です。
具体的には以下の内容を把握することが可能です。
- ・WEBサイトへのアクセス数
- ・各ページへのアクセス数
- ・どこから見つけてアクセスしてきたのか
- ・各ページにどのくらいの時間アクセスしていたか
- ・どのページを最後にしてアクセスをやめたか
- ・スマホやPCなど何を使ってWEBサイトにアクセスしたのか
- ・どんなキーワードで検索画面に表示されているのか
例えば運用しているSNSから大量にアクセスがある場合、今後もSNS運用に力を入れた方が良さそうだと感じますよね。
逆にGoogle検索からのアクセスが少ない場合は、SEO対策が課題だと考えることができます。
このようにアクセス状況の計測・分析でWEBサイトの改善につながる計画を立てることができます。
WEBサイトのヒートマップツールを使う
ヒートマップツールとは、アクセスした人がどんな画面操作をしたのかを表示するツールです。
操作状況がわかれば、各ページ内容の改善につながる仮説を立てることが可能です。
具体的には以下の内容を把握することができます。
- ・アクセスした人がどこを見ているのか
- ・アクセスした人がどこをクリックしているのか
- ・アクセスした人がページの途中で見るのをやめているかどうか
クリックしたところが分かれば、アクセスした人が次に求めている情報を把握することができます。
また、多くの人が途中で見るのをやめてしまっている場所があれば問題がある部分も把握しやすいですよね。
このように画面の操作状況が分かれば、各ページ内容の改善につながる計画立案ができます。
無料で使えるWEBサイトの分析ツール3選
自社のサイトのみであれば無料ツールで十分に分析可能です。
無料で使える分析ツールをここでは3つご紹介します。
(1)Googleアナリティクス
Googleが無料で提供している分析ツールの1つです。
アクセス状況に関する内容をほぼ網羅的に分析することができます。
細かい分析も可能ですが、設定がやや煩雑に感じる部分があるかもしれません。
(2)Google Search Console
Googleが無料で提供している分析ツールの1つです。
検索での掲載順位や、どんなキーワードで流入が発生しているのかを調べることができます。
またWEBページがGoogleの検索結果に反映されるようになっているかどうかもチェック可能です。
(3)User HEAT
簡単な登録のみでヒートマップ分析ツールを使うことができるサイトです。
無料で気軽に使うことができます。
同じ運営会社さんがUser Insightという有料ツールも提供されています。
まずはこの無料版から試してみることをおすすめします。
上記でご紹介したツールは、いずれも全く知識ゼロでは分析ができません。
簡単なHTMLの知識やWEBマーケティングの初歩知識は必要です。
まとめ:無料ツールからWEBサイト解析をやってみよう!
今回ご紹介した内容をまとめると以下の通りです。
- ・アクセス解析:アクセス状況を分析してWEBサイトの改善計画を立てる
- ・ヒートマップ:画面操作の状況を分析してページの内容改善につなげられる
- ・多少の知識は必要だが無料で今すぐアクセス解析ができるツールがある
まずは無料ツールで自社でアクセス解析ができるかどうかを検討してみましょう。
もし難しい場合は、ホームページ制作会社等にそのまま依頼することをおすすめします。
いずれの場合も、自社のWEBサイトを活用するために必要な取り組みです。
分析や解析で自社にピッタリの改善計画を立てていきましょう!